宇治市小倉町のこにし歯科医院院長の小西宏和です。
歯周病という言葉もかなり浸透してきましたが、「しそうのうろう」という言葉の方がわかりやすいという方もまだまだおられるかもしれません。
これは俗語でして、正確な歯科医学用語ではないのです。よく聞く「しそうのうろう」とは学術的には「歯周炎」という名前が正しいんです。
「歯周病」
これも実は学術的な言葉ではなく、俗語です。
どっちゃでもかまへんと言われそうですが・・・
歯科医師としては結構きになるところなんですがこれもどっちでもいいかもしれませんね。
歯周病の「歯周」とはつまり、
はのまわり
ということです。
歯周疾患は歯を失う理由として最も多いもので、かつほぼすべての日本人が罹患している国民病です。
口の中に歯周病関連菌が全くいない人は多分いないんじゃないでしょうか。
赤ちゃんか歯が全くない方でないと、おそらくほぼすべての人のお口にはがなん菌がいるとさえ
言うことができます。
私も学生時代の実習で、自分の唾液から菌を培養した時にそれなりの菌がいるのを実感んした記憶があります。
歯周病原因菌は自分の口にもいる。
まずは自分にも関係があるんだという認識を持つところが、予防の第一歩かもしれません。
長い人生、歯を守って快適な食生活を送っていきたいですよね。