当院の歯科診療時における感染対策は以前より十分注意して行っておりましたが、昨今は歯科診療以外(待合室等)においてもインフルエンザや新型コロナウィルス等の感染にも気を付けなくてはならなくなりました。
宇治小倉駅前こにし歯科医院では、器具類に対する滅菌・消毒だけではなく、待合室等の消毒を徹底しており今後も改善していく予定です。
当院は2021年3月というコロナ禍の中開院致しました。
したがって受付のアクリル板設置や、診療室をしっかりとしたパーテーションで区切ることで人と人が直接対面で向き合う事の無い設計をしております。
また院内換気も、排気まで含めて古い空気がこもらない換気を実現しております。
コロナの5類移行後も、万全の感染対策を講じておりますので安心してご来院下さい。
パーテーションによる半個室設計
アクリル板による飛沫対策
基本方針:ディスポーザブル製品の使用・全ての器具の滅菌・患者様の触った場所の消毒
(例)
等
1回限り使い捨て
グローブは当然一人ずつ使い捨てです。
その他紙コップやエプロンについても患者様ごとに取り替えます。
ハンドピース(タービン・コントラ)を患者様ごとに洗浄・滅菌
クリーンスタッフが在籍しており、歯を削るドリル、ハンドピース類は患者様ごとに、使用後すぐにオイル洗浄を行い、高速滅菌器にかけています。
患者様ごとに滅菌したものに毎回交換しています。
超音波洗浄機
さらに消毒液を満たした超音波洗浄機で器具の隅々まで洗浄します。
高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)
歯を削る道具(タービン、エンジン、ドリルヘッド、ハンドピース)などの耐熱性のある器具(金属類)全てに渡ってオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で滅菌を行います。
ステラパックによる包装
個別包装することによって滅菌レベルを更に高めています。
使用する直前に開封いたします。
ガス滅菌装置
高温で滅菌するオートクレーブに対応していない物も、低温のガス滅菌装置ですべての物を滅菌することが可能です。
空間除菌プラズマクラスター
プラズマクラスターはインフルエンザウィルスに効果があることが証明されております。
検温・消毒
非接触での検温と手指の消毒をお願いしております。
感染対策として、身体を清潔にしておくことや手洗いうがいは大変重要になります。それは、感染経路がお口や鼻、目などの粘膜からであるためです。
また、口腔内が不衛生で細菌が一定以上いると出すタンパク質分解酵素はウィルスが感染することを助長してしまいますので、ご自身でのセルフケアと共に歯科医院でのプロメンテナンスを受けて頂くことを推奨しています。
年齢を重ねると、誤嚥といって食べ物が気道にはいってむせかえることがあると思います。
これが一時的なものであればいいですが、高齢者が慢性的に誤嚥を繰り返すと、食べ物などと一緒に細菌が気管や肺に入って、肺炎を引き起こすと言われています。
新型コロナウィルスなどの感染症と肺炎が合わさると、重篤化しやすく大変キケンです。
根源となる口腔内の衛生面は常に気を付けていく必要があるでしょう。