宇治小倉駅前こにし歯科医院では小児歯科治療について次の3つのことを大切に考えております。
昭和や平成前半などは子供の虫歯がまだまだ多い時代でした。しかし、子供の虫歯はこの令和の時代に淘汰されてきています。
12歳児の永久歯虫歯は一人平均1本以下になっています。
ただ、一部の虫歯リスクの高い子供達がこの平均値を引き上げていて、虫歯を大量に抱えた子と全く虫歯の無い子の2極化がある現状です。
乳歯に虫歯が多かった子供は、永久歯にもそのリスクは引き継がれます。
ですから乳歯虫歯を作らないこと、永久歯に波及させないで守っていく事がとても大切になります。
また、先天的に永久歯の数が少ないお子さんも結構な高確率でおられます。
その場合、通常の生え変わり時期よりも長く、大人まで乳歯を使うこともしばしばです。
乳歯の虫歯を甘くみず、きちんとした対策をとっていきましょう。
大昔の人類には歯並びの悪い人はいなかったといいます。
現代にいたるにつれ、食文化や生活習慣が変わって行く中で様々な要因が重なり合って顎の骨の成長と歯の大きさに不調和が生まれ、歯列不正がうまれてきました。今、完璧な歯並びを持ったお子さんというのはほとんど出会わない印象です。
また、虫歯で早期に歯を失うと、歯並びの悪さがより顕著になることがあります。
大げさではなく、本当に人生に関わるような問題になることもしばしばです。
当院ではマイオブレースという小児専用予防矯正も行っていますので、一度ご相談ください。
歯科治療は怖くて痛くて嫌な物です。我々としてもなるべく様々な配慮をして治療を行うのですが、このイメージはなかなか無くなりません。
虫歯が大きくて治療をせざるを得ないお子さんも残念ながらおられます。いままで本当に多くのお子さんを拝見してきましたが、診療椅子に座る事も出来ない子、座ったけど寝ころべない子、寝ころんだけども泣いて動いて治療ができない子、口を開けられない子、本当に様々です。
そういった子供たちを無理やり押さえつけて治療を強行する場面も、大学病院などでは目にします。
本当にやむを得ない場合はそういった専門の期間で治療を強行することがやむを得ない場合もあるでしょう。
しかし、歯は治っても確実に心に傷が残ります。
そして必ず歯医者の事がもっともっと嫌いになります。
そうなると成人しても歯医者に行かない生活になり、本来必要である定期健診やクリーニングがおろそかになり、また新しい病気が発生します。
それでも歯医者へのネガティブイメージがあるので、本当にどうしようもない痛みなどがでるまでは我慢してしまうのです。
その時点で来院されても手の施しようが無い状態の歯が沢山あることが多いです。結果として、残念ながら若くして多数歯を抜歯するような方もおられます。
子供の時の食習慣や歯医者とのかかわり方が少し違っただけで、その方の人生の豊かさは大きく変わることになります。
歯医者は楽しいところではないかもしれませんが、トラウマになって行けなくなるような体験を幼いころにさせてはいけない。
宇治小倉駅前こにし歯科医院が大切に考えていることです。
宇治小倉駅前こにし歯科医院では院長自身が幼児の父です。自分も育児中の親として、外出先での子供との生活を初めて経験したことが多いです。
宇治小倉駅前こにし歯科医院ではやさしい畳のキッズスペースを設けております。
もちろん感染対策や消毒はきっちりと行っていますので安心してください。
また、トイレにはオムツを変えることのできる台を設置しております。
小さいお子様をお連れのママもご安心してご来院ください。